自然の風景撮影をしていると「こんなところに1つだけある!」
と言うのをよく目にします。
そんな被写体を印象的に撮った作例と共に解説していきます。
こんなところに1つだけ!?
それが「ポツンと構図」なのね!
印象的に撮るには「ポツンと構図」を使おう
上2枚の写真は雑多な草原の中に1つだけ咲いていた花になります。
周辺の雑草の暗めの色を見せることで被写体の存在感が増しているように見えます。
ズームレンズで撮っているから
本当に1つだけかは疑問だけど
印象的には見えるね!
広角レンズで撮ればいいんだけど
広角側はどうも苦手で、、、
弱点は広角レンズなのね。
下の黄色の花は山の中で撮影した1枚になります。
周辺は緑の草木でいっぱいの中
1つだけ黄色く咲いている花を印象的に撮影しました。
花がツヤツヤね!
日光が少し当たっていたので
より綺麗に撮れたかな!
光や影を利用した「ポツン」
上の2枚は、光を取り入れたポツンになります。
背景を黒くすることで太陽の光がより強調されます。
そうすることで見せたい主題をポツンと浮かび上がらせています。
擬態しているカエルも丸見えね!
次は影が被写体をポツンと浮かび上がらせている作例になります。
影とポツン、どう関係あるの?
被写体の影をしっかり表現できれば主題の存在感が増して
ポツンの効果が一層強くなっていると感じるよね!
木に共生している草に注目すると日光が綺麗に当たっています。
日光がスポットライトの効果になって草を照らしています。
その結果、草に影ができ存在感が増しているように見えます。
うまく日光が差して雰囲気が出てるね!
周辺環境を利用した「ポツン」
次は周辺の環境が被写体をポツンと浮かび上がらせている作例になります。
周辺の環境?
どゆうこと?
まずは1枚目の作例。
地面に落ちた花を主題に撮影しています。
周辺の落ち葉は役割を終えて色も落ち「自身の終焉」の雰囲気を出しています。
その中に落ちたばかりと思われる花が1つ。
この後の運命は言うまでもないですが、どこかもがいてる様にも見えます。
このように周辺の環境を利用するとポツンと構図が出来上がります。
急に語るのやめてください。
てか、花の前に木の棒みたいなのがありますが?
すみません、、、
ミスショットです。
みなさん!!
ミスショットです!!
注意してください。
次の作例は力強く生えている木々や苔の中に
ポツンと朽ちた木があったので撮影しました。
早朝ということもあり、背後には霧が発生し朽木を包んでいました。
朝から山々。
お疲れ様です。
僕が好きな写真作家さんです。
この方は日本を代表する写真家になります。
今回紹介した「ポツンと構図」もこの動画からインスピレーションを受けています。
動画では「ポツンと構図」を日本を代表するような作例と共に解説しております。
ぜひ見てみてください!
急な紹介、やめてもろて。
てか、解説はこの動画だけで十分じゃん!
すみません、、、
その通りです、、、
まとめ
被写体の色と周囲の色とのギャップ、光や被写体の影、周辺環境の利用など
少し意識するだけで大きく表現が変わってきます。
ぜひ「ポツンと構図」に挑戦してみてください!
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