今回はアンダー写真で風景写真を撮ってみました。
被写体を印象的に写す、自分の好きな技法になります。
アンダー写真って実際どうやって撮っているの?
では、説明していきます!
アンダー写真とは
アンダー写真は背景や周辺を暗くし被写体の存在を浮かび上がらせて撮影する方法です。
見せたい被写体の存在感を出したい時にカメラの露出設定をアンダー(マイナス側)に設定し撮影します。
露出設定?
マイナス側?
全くイメージが湧かないわ!
オレンジの枠で囲った露出ゲージを見てください。
マイナス側に向かっていますね!
マイナス側に行けば行くほど写真は暗くなていきます。
光の当たっていない所は暗くなっていき
光の当たっている所は浮かび上がっていきます。
どうやってマイナス側に設定するの?
カメラの上部にあるダイヤルを
「Mモード」にしてシャッタースピードを上げていくとマイナス側になっていくよ!
それでもマイナス側にならないい時はF値も上げていくといいよ!
アンダーが似合う被写体のイメージを持っておく
アンダー写真を撮る場合は被写体がアンダー気味に撮影しても
違和感ないのかイメージすることが大事です。
撮りたい被写体が
「神秘的な」
「侘び寂び(わびさび)」
「厳格な・威厳のある」
「力強い・重厚な」
などのイメージとあった時にアンダー写真を撮ってみましょう。
落ち着いた雰囲気の写真が撮りたい時はアンダー写真がいいよ!
あと、逆にイメージと合わないアンダー写真もあるので注意してね!
例えばどんなのがアンダー写真に適していないの?
シチュエーションによって例外はあるんだけど
食べ物が被写体の写真とか
子供のポートレート写真とか
花の写真とが基本的に適していないね!
これらはどれも、暗いシーンには基本的に適さないと思うんだ!
暗い食べ物の写真は新鮮さとか美味しさが伝わりにくそうね!
シャッタースピードとF値で作るアンダー写真【作例あり】
アンダー写真の作例を載せていくね!
これは竹の幹に紅葉の影が映った写真になります。
影を強調するためにアンダー気味に撮影しました。
ただISO設定はミスっています。。
主題はねこじゃらし。
主題が綺麗に写るように太陽を背景にして
前ボケに雑草を入れています。
シャッタースピードに余裕があるので
F値を11程度にしても良かったなと思います。
次は森の中にあった花を撮影しました。
一見、夜に撮影したのかと思うかもですが
日中の14時頃に撮影しました。
2枚とも同じ時間で撮影したのね!
全く雰囲気が違うわ!
周りの風景を消すことによってより被写体が強調された写真になります。
波打ち際をローアングルで撮影した1枚です。
波に陰影が出来るように撮影しました。
陰影をつけると奥行き感が出てくるね!
シャッタースピードを速くすることで
臨場感も出ているかと思います。
夕日と相まって綺麗な写真ね!
アンダー写真で落ちついた雰囲気を出した写真もいいですよね。
路地のスナップ写真はアンダー写真が似合いそう!
まとめ
被写体の存在感を出したい時はアンダー写真を試してみてください。
光と影の明暗さが大きくなっていつもより神秘的な写真が撮れると思います。
Nikonのカメラは黒の表現が得意なメーカーです。
カメラでアンダー写真を撮ってみたい方はぜひ
Nikonのカメラを使ってみてください!
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